2007年04月30日

縛りがひとつ解けた時

先月、ブルース・ブラザーズ・バンドのライブで元気充電したものの、またもや日常の疲れに飲み込まれつつある桜です。
これはイカンと本日、元祖ブルース・ブラザーズのDVDをレンタルしてきました。


何年ぶりでしょう。レンタルを利用するなんて。
知らないうちに会員証にクレジット機能がついてくることになってたのね。
クレジット機能つけないと年会費取るぞとナマハゲ並みの(いや、ハローウィンか。トリック オア トリート)脅迫にビビりましたよ。


やっぱいいっすわ。
ブルース最高。
20歳頃からブルース始め、黒人霊歌にハマりまして、あと50年早く生まれたかった!と本気で思っておりました。
今となっては、レイ・チャールズとジェームス・ブラウンを生で拝めただけありがたいと思っておりますが。


20歳そこそこからライブハウスでバイトしたり、テナーサックスを習ってみたりで、一生懸命音楽のまわりをウロウロしておりました。
音楽バカのお兄さん、お姉さんに囲まれ、教えられ、たくさんの音を聞き、ステージを見て過ごしたのですが、苦しかったです。


大好きな音楽に触れると、とてつもなく心奪われ感動します。
「感動」って、心が揺さぶられるってことで、決して素敵な意味ばかりとは限りません。
興奮と一緒に、得たいの知れない不安にも支配されます。


当時、ステージを見るんじゃなくて、創る側に行きたいと思っていたので、音を聞いても、ステージを見ても、そのパワーのカラクリが知りたくて頭デッカチになるばかりに素直になれず、音の波に乗り損ねていました。
そうこうしているうちに自爆して、すっかり音楽に上手く近づけなくなってしまいました。



それから数年。
まったく音楽を聴かない生活を送っていました。
ライブはもちろん、生活を切り詰めてでも買っていたCDも全然買わなくなり、手持ちのCDも埃をかぶったままの状態が続きました。


そんな折、知人の好意でブルース・ブラザーズ・バンドのライブ招待券をいただきました。
これを貰ったとき、平日公演だし、誰を誘っていいのかわからないしで正直行かないだろうなと思っていました。


それが何となく一緒に行ってくれる人も見つかり体調もそこそこ良く、トントンと上手くタイミングがあって行くことになり、自分でも不思議でした。
外国から札幌に来るミュージシャンはつまらないライブが多いとの経験もあり、期待してなかったのに、よく行く気になったものです。


ライブの良さは以前書いたから省略するとして、このライブでは新たな発見がありました。



ただ、ぽっか〜んと楽しめたんです。


彼らのパワーに頭をカラッポにして身をゆだねる。
それがこんなに気持ちのイイことだったなんて!
ヘレン・ケラーの「わらああ〜!!(water)」並みの感動です。



あの苦しかった頃のようにカラクリを探すこともなく、ただの音楽を楽しむ人になれたんです。
これはビックリです。
音楽からあんな逃げ方をしたから、もう純粋に楽しむ日は来ないと勝手に思い込んでいたみたいです。


なんだかわたしは許されないことをしでかした気でいたようです。
誰に何をしたワケでもないのに。
好きなものを裏切ったという後ろめたさ。


こういう塵が少しづつ積みかさなって、知らないうちに年々元気がなくなっていくんだな。
そんで、いつかフッと突然その呪縛が解けたりするんだな。
どうして解けたかは正直わからないけど。


いろいろもがいているうちに、偶然糸が解れたのかもしれない。
そうやっているうちに、自分で解く方法がわかっていくもんなのかな。そうだといいな。



自分が手放した時に終わるもの。
自分から手を離さないことが続けるってこと。
「好きなこと」は、そうも説明できるもの。
「好きなこと」と「好きな人」に対する姿勢は似ているけど、そこが違うところだな。
「好きな人」は、相手ありきだから、こうはいかない。


わたしがいくら音楽に背を向けようと、好きだとすがろうと、そんなことにはかまわずに音楽はそこにある。
いつだって自由に感じさせてくれる。
何もしてくれなくもあり、何でもできるパワーをくれる。
ただ、そこにあるだけで。


そんな人にわたしはなりたい。
posted by 桜 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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